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特集2「経営革新」から「ビジネスプラン優秀賞」「地域活性化支援」へ

株式会社シェモワ代表湯本則夫さん

群馬の虹鱒「ギンヒカリ」を使用した新メニューづくり

株式会社シェモワ 代表 湯本 則夫 さん

設立 平成9年(1997)12月
代表者 湯本 則夫
所在地 利根郡片品村花咲2797-8
資本金 1,700万円
従業員数 19名
TEL 0278-58-2946
FAX 0278-58-4778
HP http://yumotonorio.com
シェモワ外観

 周囲を高い山々に囲まれた自然豊かな片品村で、食品加工や惣菜の製造を行っている株式会社シェモワ。社長の湯本則夫さんは、オランダの国際職業人コンクールにて生ハムで日本人初の金星賞(最高賞)を受賞するなど、国内でも知られるハム・ソーセージのマイスターです。昭和53年にペンション「シェモワ」を開業したのが始まり。そこで出したこだわりのハム・ソーセージの味が好評で、いまではハム・ソーセージを中心に約200品目の商品を作り、県内外の食品メーカー、ホテル等を顧客としています。

業務内容を教えてください。

 片品村の自然に魅せられて、36年前にペンションを開業しました。山でマグロの刺身を出すわけにはいかないので、生ハムやソーセージを出そうと本場ドイツに修業に行きました。その味が口コミで広がっていき、ホテル等からほしいという要望があり、そのうち他のメニューのリクエストが増えていきました。平成元年に工場を作り、それからはいろいろな惣菜を製造して今に至っています。

経営革新計画を取ろうとしたきっかけは?

 群馬県には、自然や温泉といった観光資源があるのに、食に関してはこれといった名産品がないという声が多く、ホテル等の顧客からも「群馬でしか味わえない差別化された新商品提案の要望」がありました。そこで、県産の虹鱒「ギンヒカリ」を使用した生ハムやフィレ刺身、加工品等の新メニューの開発・販路開拓に取り組もうと考えました。

どんなふうに取り組まれたのですか?

 まず地元片品村商工会に相談し、県の商工会連合会を紹介してもらいました。申請書の書き方など細かく指導してもらって助かりました。新メニューづくりは、日光プリンスホテル等で総料理長をしていた平山憲一シェフと一緒に考案しています。生ハム以外にも、ギンヒカリを使ったメニューを開発中です。

「ギンヒカリ」の生ハムを使った皿盛り 湯本社長(左)と平山シェフ(右) 約200品目の商品を作り出す工場 約200品目の商品を作り出す工場

(写真左から) 「ギンヒカリ」の生ハムを使った皿盛り  湯本社長(左)と平山シェフ(右)  約200品目の商品を作り出す工場

経営革新計画を取ったメリットは?

 経営内容のアドバイスや販路開拓、インターネットのホームページやパンフレットの作成といったPR活動など、いろいろアドバイスをしていただいています。群馬県商政課のご紹介でFM群馬の番組にも出演しました。

商工会連合会との打ち合わせ

商工会連合会との打ち合わせ

群馬県ビジネスプランコンテストの優秀プランも受賞しましたね。

 専門家を派遣していただきアドバイスを受けたり、東京のぐんまちゃん家で開催された展示商談会などに参加し、ギンヒカリの生ハムの紹介と販路拡大を行っています。

地域資源活用事業計画も認定されました。

 国の認定なので審査がより厳しいのですが、経営革新計画やビジネスプランが元にあったのでスムーズにいきました。5年間で最大3千万円まで補助金が出るので、これからどんどん県内外の展示会やイベントに参加したいと思っています。今年の夏には、東京のビッグサイトで開催された「第15回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」に出展し、全国から訪れた多くのバイヤーの方々に、ギンヒカリの生ハムを食べていただきました。

シーフードショーにて シーフードショーにて

シーフードショーにて

これからの目標や夢を教えてください。

 食品工場のすぐ前に農園があり、ハーブやズッキーニ、パプリカなどの野菜を栽培しています。まずは見て楽しんでもらい、ペンションのお客様に料理やハーブティーにしてお出ししたいですね。ゆくゆくは地元の農家にも生産してもらって、地域の農産物として6次産業化(※)を目指していきたいです。

シェモワドリームファーム シェモワドリームファームのハーブ畑

(写真左から) シェモワドリームファームにて  シェモワドリームファームのハーブ畑

シェモワが取得した支援内容

経営革新計画

テーマ:群馬の虹鱒ギンヒカリを使用した新メニュー開発・販路の開拓
期 間:平成24年4月~29年3月

地域資源活用事業計画

テーマ:虹鱒ギンヒカリを活用した加工品開発・販売およびブランド化事業
認定日:平成25年2月4日
地域資源を活用した中小企業の新商品・新サービス開発、販路開拓等を支援するため、平成19年6月に施行された。国の認定を受けた事業は、補助金、政府系金融機関の低利融資、信用保証枠の拡大などの支援施策を受けることができる。

群馬県ビジネスプランコンテスト

テーマ:群馬の虹鱒ギンヒカリを使用した新メニュー開発・販路開拓
新しい事業展開などによりステップアップを目指す中小企業者や創業を考えている人のビジネスプランを実現するため、 専門家の派遣による計画のブラッシュアップや、販路拡大のためのマッチングの支援、継続的なフォローアップ支援を行っている。

※農林漁業の6次産業化

1次産業×2次産業×3次産業=6次産業という考えに基づき、農林漁業者(1次産業)が製造・加工(2次産業)や卸・小売・観光(3次産業)などの産業への挑戦・参入により新しい商品や付加価値を生み出すことで、農山漁村の活性化につなげていこうという考え方。群馬県商工会連合会がサポートセンターになって支援している。

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